令和3年度 弥彦小学校 学校だより №7(7月20日号)
「過去最高」の1学期
今年の夏休みも「新しい生活様式」&「1人1チャレンジ」中心で 弥彦小学校 校長 石黒和仁
6月末に、上越教育大学の赤坂教授から訪問、参観、指導いただきました。「過去最高の落ち着き」「ICT活用」「交流型の学習」「底上げ」という観点から絶賛していただきました。嬉しい限りです。いいかたちで1学期を終業できます。ありがとうございました。
さて、夏休みです。まずもって、何よりも「命」を大事に。次に、新型ウイルス感染症予防。「新しい生活様式」による規則正しい生活を心がけてください。
学習については、子どもの主体的な取組が求められていること等を踏まえ、夏休みの課題(宿題)を例年並みとしました。大事なのは、各自の興味・関心に基づく「1人1チャレンジ」です。制作、実験、見学、調査、体験等、夏休みだからできること、夏休みにしかできないことに取り組んでほしいと思います。担任は、個々に相談にのります。学校からの案内、各種チラシ、ポスター、テレビ、HP等を参考に、保護者の皆さんも子どもと話し合い、決めて、取り組むよう働きかけてください。ちなみに、終業式では「1とは言わず、1人1・2・3チャレンジを!」と話しました。
*夏休み中の補習を学年や学級で一斉に行うことはありません。必要に応じて担任が声をかけさせていただきます。
7/9分散参観、メディア学習会、ICT活用
多くの方から参観、参加いただき、ありがとうございました。メディア学習会は、体育館から全教室をオンラインで結び、親子でiPadを使いながら情報モラルについて学ぶ…、ちょっとチャレンジし過ぎました。ほとんど視聴できなかった教室があったこと、改めてお詫び申し上げます。ただし、やってみて分かることが多々あります。どうかご容赦ください。
分散参観では、ICTを活用した授業が多くあったかと思います。いかがだったでしょうか。清水教授からは、放課後の職員研修でもご指導いただきました。環境も含めて、弥彦小がGIGAスクール構想に向けて取り組んできたこと、取り組んでいることに間違いないはなく、順調、すばらしい!と。村や関係者への感謝を忘れずに、デメリットやリスクを理解した上で、今後も自信をもって取り組んでいきたいと思います。「迷わず行けよ、行けば分かるさ(アントニオ猪木)」の言葉を思い出しました。
プール水泳
着衣泳を行い、2年ぶりのプール水泳を終えました。気になるのは、水に顔をつけられない、潜れないという子どもが上学年でもいることです。水難事故防止の観点からも最低限の水慣れは必要です。ご家庭でも、プールに行く、お風呂で顔をつけて息を吐くなど、安全に気を付けてチャレンジしてもらえたら幸いです。
通知表について
昨年度同様です。通知表は、クリアファイルに入れてお渡しし、回収しません。ご家庭で保管してください。学習の様子は、新学習指導要領の「資質・能力の育成」の視点に基づき、全ての教科が「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点毎に評価する観点別評価です。「学校生活の様子」の所見は1、3学期、「特別の教科道徳」の所見は1学期、「総合的な学習の時間(3年生以上)の記録」の所見は3学期のみとします。2学期は、個人面談にてお伝えし所見に代えます。ご了解ください。
*夏休み中は、子どもの生活の基盤は地域になります。子どもによる地域での事故やケガ、迷惑行為等は、早急に解決するためにも、まずは警察等への連絡をお願いします。
*「新しい生活様式」で安心・安全な夏休み、「1人1チャレンジ」で有意義な夏休みを。8月25日(水)、元気に再会しましょう。それではごきげんよう!
(文責:小学校2年生だった長女が、夏休みの自由研究として「鉄棒の逆上がり」にチャレンジ。星一徹のような父の指導の下に取り組み、写真と文章で記録したが、できずに夏休み終了。長女は、2学期に入り、友達と遊んでいるうちにできるようになっていた…。力不足を痛感した若かりし石黒)