学校だより №10(10月12日号)
令和3年度 弥彦小学校 学校だより №10(10月12日号)
実りの秋、充実の秋~1学期末保護者アンケートの結果②~
弥彦小学校 校長 石黒和仁
低学年玄関の前庭には「コブシ」の赤い実が、スタンド上の銀杏には黄色い葉と実が色鮮やかです。コース別全校遠足は、昼食後のゲリラ豪雨により短縮日程となりましたが、わかばフレンズ(縦割り班)での関わりを深め、歩いての村内探索を楽しむことができました。マラソン大会は、延期したところ秋晴れの中で実施することができ、力走する姿がすばらしかったです。ご理解、ご協力、ご声援に感謝いたします。
さて、保護者アンケートの自由記述にていただいたご意見等にお答えします。なお、紙面の都合、ご意見等は省略します。
・運動:感染対策を行っての行事全般については好評でした。特に、運動会については、日程や種目、応援席等、工夫した内容と方法に高評価をいただきました。ありがとうございます。次年度も継続したいと思います。
・1人1台iPadの活用、メディア学習:期待と不安の声がありました。未知なる取組ですので、正直、私も、職員も同じです。研修を行いつつ、メリットとデメリットを理解しながら、子どもに指導し、活用を進めます。また、保護者向けの研修の場も設けていきます。一緒に学んでいきましょう。なお、iPadを持ち帰っての活用やオンライン授業、ネットを活用した諸連絡等については、世の流れからしても必須です。無理のないように、順次、実施をしていきますので、ご協力をお願いします。
・内ばき指定:足の形に合わない等があるようです。機能、値段、管理等から多面的に判断したいと思います。ご意見ください。
・お便りと連絡とペーパーレス:行事等の連絡は早めに(1か月以上前)、確実にし、訂正や追加がないようにします。学級や学年のお便りや連絡は、児童の発達段階を考慮して内容と方法、頻度を工夫していきます。メールによる学年通信は好評でした。今後も、紙とメールを使い分け、ペーパーレスに努めます。
・バス下校:安全面等から通年に、という声がありました。村教委に伝えます。
全国学力・学習状況調査の結果
毎年4月、文部科学省により全国の小学校第6学年、中学校第3学年を対象に、教科に関する調査(国語、算数・数学)と生活習慣や学校環境に関する質問紙調査を行っています。その結果の概略をお知らせします。*6年生には個人票を配布します。
①教科に関する調査(正答率)
○国語は全国や県と同程度、算数は全国や県よりも高い。
○領域や問題形式において著しく弱点はない。
②質問紙調査(肯定的割合)県よりも±10ポイントの項目
○将来の夢や目標を持っていますか。
○英語の勉強は好きですか。
○新型コロナウイルスの感染拡大で多くの学校が休校していた期間中,計画的に学習を続けることができましたか。
○新型コロナウイルスの感染拡大で多くの学校が休校していた期間中,規則正しい生活を送っていましたか。
△5年生までに受けた授業では,各教科などで学んだことを生かしながら,自分の考えをまとめたり,思いや考えをもとに新しいものを作り出したりする活動を行っていましたか。
△国語の勉強は好きですか。
これまでにない良い結果でした。要因を考えてみます。
・学級が落ち着いています。学年のまとまりが良いです。学級満足度調査(Q-U)でも高数値でした。学習や活動に、意欲的に、まじめに、協力して取り組むことができます。
・無答率がものすごく低かったです。県のWeb診断問題でも同様です。上述した「課題解決」への意思と「粘り強さ」の表れだと思います。ちなみに、6年生は、マラソン練習の時に歩く子どもは皆無でした。
・基本的な生活習慣や家庭での学習習慣ができています。
・前号でも述べましたが、学校として「学びの価値を実感する子ども」を育てるために、①学級経営、②授業づくり、③学びのスキルに全校体制で取り組んできました。その際のキーワードが「関わり」と「振り返り」。手前味噌ですが、その成果だと自負しています。
【連絡:預かり金について】業務改善の一環で、預かり金の会計は、前後期の2期制です(昨年度から継続)。そして、会計報告は、PTA役員による会計監査を経て3月中旬のみとします(今年度新規)。ご理解、ご了承ください。なお、9月末には、前期の校内点検を確実に行いました。
(文責:10月10日(日)、秋晴れ、真夏日。上越市の市民ソフトテニス大会に参加。若者にコテンパンに負かされ、昔の「体育の日」がほろ苦い一日になった石黒)